鹿嶋神社(大久保) / 茨城県日立市
鹿嶋神社 御朱印
御朱印は鹿の印が押されている。鹿嶋神社は鹿島神宮の御分霊を勧請しており、鹿島神宮では鹿が神使とされていたことから、鹿の印が押されています。
茨城県日立市に鎮座する鹿嶋神社の御朱印です。日立市には鹿島神宮から御分霊を勧請した鹿嶋神社(鹿島神社)が8社あります。それぞれ各神社は地名をつけて呼ばれており、当神社は大久保鹿嶋神社と呼ばれています。
社殿によると、創建は大宝元年4月7日。創建時は、河原子村鹿島森に祀られており、塩浜明神と呼ばれていたようです。その後、現在の地に遷座しました。現在、創建日にあたる4月7日には、春の例大祭が行われています。
社殿については、坂上田村麿が蝦夷討伐の戦捷を祈願し、大同元年(806年)に大願成就の返礼に神殿を寄進したとの伝説があります。
大久保鹿嶋神社では、毎年秋の例大祭(10月29日)で「流鏑馬神事」が行われます。「常陸国多珂郡大窪大宮鹿島大神宮縁起」によると、久慈郡太田城主佐竹義重が城北の鎮守として鹿嶋神社を崇敬し、武家の威光を示すために流鏑馬の神事を奉納したといわれています。天正十二年九月二十九日より流鏑馬祭りとして今日まで絶えることのない神事として行われています。茨城県内約2,500の神社で流鏑馬神事を行っているのは鹿島神宮や笠間稲荷神社など5カ所で、氏子が執り行う流鏑馬としては県内で最も歴史がある神事です。
流鏑馬行事に先だっての身を清める儀式が行われ、続いて、下孫鹿島神社にお参りをし、お祓いを受けます。
社殿で流鏑馬祓いの式があり、境内には松明が焚かれます。太鼓の音を合図に狩衣・むかばきに小手をつけた武者が烏帽子姿で馬場に集まり、馬を走らせながら一騎につき9本の矢を射放します。
御朱印授与場所
御朱印は社務所でいただくことができる。不在の場合もあるので、事前に確認をするほうが良い。
社務所:9:00~16:00
初穂料:300円
オリジナル御朱印帳なし
神社情報
■鹿嶋神社(かしまじんじゃ)
通称名:大久保鹿嶋神社
創建年:大宝元年(701年)4月7日
御祭神:武甕槌命
旧社格:郷社
例大祭:4月7日(春季例大祭)
参拝日:平成30年9月1日
鹿嶋神社社殿
慶長9年(1604年)に本殿が建立されました。平成10年(1998年)に本殿拝殿の屋根を大改修しております。
御由緒
大久保鹿島神社は、大宝元年(701)4月7日に創立されたと言われる茨城県日立市の神社です。祭神は鹿島神宮と同じく武甕槌命(タケミカツチノミコト)です。延暦20年(801)、坂上田村麿が蝦夷討伐の戦捷を祈願し、大同元年(806)に大願成就の返礼に神殿を寄進したとの伝説があります。
境内には坂上田村麿が立ち寄ったときに使用したと言い伝えられている「駒つなぎのイチョウ」があり、県の天然記念物に指定されています。樹齢は一説に夜と550年とのこと。毎年10月29日に行われる流鏑馬の行事が有名です。
鎮座地
所在地 :茨城県日立市大久保2-2-11
最寄駅 :JR常磐線常陸多賀駅下車 徒歩10分
駐車場 :あり
拝観料 :無料
拝観時間:境内自由
公式HP:http://www.net1.jway.ne.jp/kashimajinja/index.html
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