御岩神社 御朱印 / 茨城県日立市
御岩神社 御朱印
御岩神社と奥宮であるかびれ神宮の見開きの御朱印。土日のみ御岩神社とかびれ神宮の両社を参拝した人のみ、この御朱印をいただくことができます。
茨城県日立市に鎮座する御岩神社の御朱印です。常陸国最古の霊山と言われている御岩山の麓にあり、古代信仰や神仏習合色を色濃く遺しています。
常陸国風土記には「清らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記述があり、また山中からは縄文時代晩期の祭祀遺跡が発掘されており、古代より信仰の聖地であったことが窺われます。
中世に入ると山岳信仰とともに神仏混淆の霊場となりました。神社入口の楼門(大仁王門)には『御岩神社霊場図』が展示されています。中世より修験の山として栄えた名残ともいえるもので当山縁起の百八十八柱の神々がかかれており、県下最大関東有数の霊山であることがうかがえます。
江戸時代に入ると、水戸藩初代藩主徳川頼房公が出羽三山を勧請し、水戸藩の国峰に定め、歴代藩主が参拝を常例とするようになりました。第2代藩主徳川光圀により大日如来を本地とした御岩大権現に名称が改められた。第9代藩主徳川斉昭の代になると神仏分離を行い御岩神社を唯一神道に改めました。さらに明治期の廃仏毀釈により、大日堂、仁王門等が取り壊されましたが、現在でも大日如来像や阿弥陀如来像などの仏像が祭られているなど、神仏習合色が色濃く残っています。春と秋に行われる「御岩山回向祭」は神仏習合の名残が窺える御岩神社特有の御祭りです。
御岩山は古来より神々が棲む山、また、祖霊安鎮の山として深い信仰があります。
回向祭は神仏を祀る御岩神社特有のお祭りであり、一心に祈りを捧げる事により、宗教宗派を超え全ての霊魂を冥福に導き、神様仏様、そして御先祖様に守護して頂ける唯一の祭礼です。
御朱印授与場所
社務所:9:00~17:00
初穂料:300円
オリジナル御朱印帳:初穂料:1,800円
オリジナル御朱印帳は3種類用意されている。一番人気は境内社である斎神社の天井画「雲竜図」をデザインした御朱印帳です。
神社情報
■御岩神社(おいわじんじゃ)
創建年:不明
御祭神:国之常立神、大国主神、伊邪那岐神、伊邪那美神、大山祗神、ほか20柱御岩山総祭神188柱
旧社格:村社
例大祭:2月11日
参拝日:平成30年9月1日、他
御岩神社等社殿
御岩神社社殿
かびれ神宮社殿
奥宮であるかびら神宮までは、御岩神社から山道を登り約20分ほど。天照大神、邇邇藝命、立速日男命が祭られている。社殿前に今上石と呼ばれる巨石があり、この岩の奥からわき出た水が御多満里の池となっていた。徳川光圀が大日本史を編纂するにあたり、この池の水で筆染めの儀を行ったとされている。
御由緒
当社は創建の時期は不明ですが、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」とされる事から、古代より信仰の聖地であった事が窺えます。
御祭神は国之常立神 大国主神 伊邪那岐神 伊邪那美神 大山祗神 ほか20柱御岩山総祭神188柱を祀り、中世には山岳信仰とともに神仏混淆の霊場となり、江戸時代に至っては水戸藩初代徳川頼房公により出羽三山を勧請し水戸藩の国峰と位置づけ、徳川光圀公(水戸黄門さま)など藩主代々参拝を常例とする祈願所でありました。
仏像の現存、境内の遺跡、祭事内容など古代信仰(古神道)、神仏習合色が色濃く残り、「神仏を祀る唯一の社」として、他の神社、寺院に見られない独自の信仰を伝えております。
~御岩神社HPより~
鎮座地
所在地 :茨城県日立市入四間町752
最寄駅 :JR常磐線日立駅下車 バスで約35分
駐車場 :あり
拝観料 :無料
拝観時間:6:00~18:00(御岩山登拝は6:00~15:00)
公式HP:http://www.oiwajinja.jp/
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