橘樹神社 御朱印 / 千葉県茂原市

橘樹神社 御朱印 / 千葉県茂原市

橘樹神社 御朱印



千葉県茂原市に鎮座する橘樹神社の御朱印です。茂原市北部の本納地区にあり、周囲には古墳や遺跡、横穴群などがあることから古来より人々がこの地で生活していたことは明らかです。延喜式神名帳にも「長柄郡一座橘神社」と記載があり、三代実録には「橘樹神」が元慶元年(877年)に正五位下、元慶八年(884年)に正五位上に昇叙されたともあります。同年には日本武尊・忍山宿禰が合祀されました。

社伝では、「日本武尊が東征した際、相模から上総へ渡ろうとした時に海上で暴風に遭った。弟橘媛が海に身を投じて日本武尊の難を救ったことから、日本武尊が弟橘媛の御陵を作り、弟橘媛の櫛を納めて、橘の木を植えて祀ったのに始まると伝える。」とあります。本殿に接する周囲170m、高さ10mの古墳は弟橘媛の墓と伝えられています。江戸時代の寛政12年(1800年)に本殿が造営されるまで拝殿から直接古墳を拝む形となっていたと言われています。

上総十二社祭(上総はだか祭)」に参加する一社で、玉前六社の一つでもあります。神社へはJR外房線本納駅から徒歩15分程度で神社社叢や一の鳥居が目印です。御朱印は社務所でいただくことが出来ます。また「弟橘媛が海に身を投じて日本武尊の難を救った」という言い伝えをモチーフにした御朱印帳も頒布しています。

 

橘樹神社御朱印授与場所

社務所、初穂料:500円
オリジナル御朱印帳あり、初穂料:2,000円

オリジナル御朱印帳

社伝に残る「弟橘媛が海に身を投じて日本武尊の難を救った」という言い伝えをモチーフにした御朱印帳です。サイズは18×12cmになります。

 

神社情報

■橘樹神社(たちばなじんじゃ)
創建年:伝・日本武尊創建
御祭神:弟橘比売命
旧社格:延喜式小内社、上総国二宮、県社
例大祭:10月1日、現在は10月体育の日の前日
参拝日:平成27年8月29日

 

橘樹神社社殿

本殿は、江戸時代の寛政12年(1800年)の造営。社殿後方、本殿に接して周囲170m、高さ10mの古墳が所在しており、弟橘媛の墓と伝えられています。そのため橘樹神社は「橘様(通称)」と呼ばれ地域の人々に親しまれています。

 

橘樹神社御由緒



延喜式神名帳にも名を残し「長柄郡一座橘神社」との記載があり、上総国二宮として崇敬を集めてきました。古くは「橘神社」「橘木神社」とも記されていました。神紋は「橘」。社殿の背後は本殿に接して古墳になっており、日本武尊の妃・弟橘姫の御陵と伝えられています。「通称・橘様」と呼ばれ地域の人々に親しまれています。祭神は、弟橘媛命・日本武尊・忍山宿禰を祀っています。3,569坪の境内には本殿(銅板葺神明造)、幣殿、拝殿(銅板葺神明造)、社務所(瓦葺平家造)が建ち並びます。明治6年(1874年)には県社となりました。社伝によると、日本武尊が東征のおり走水の海に身を投じた妃の弟橘媛を哀れみ、橘の木を媛の墓標としたのが橘樹神社の由来となっています。

 

橘樹神社鎮座地

所在地 :千葉県茂原市本納738
最寄駅 :JR外房線本納駅
駐車場 :あり
拝観料 :無料
拝観時間:境内自由
公式HP:―

 

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