<亀戸浅間神社夏詣御朱印>
東京都江東区亀戸に鎮座する亀戸浅間神社の夏詣御朱印です。
今年から夏詣に賛同した神社のひとつです。以前より“芽の輪くぐり”の神事を年2回行っており、関東でも最大の芽の輪を作り、一年間無病息災を祈念しています。夏の芽の輪神事(夏越の大祓)は七夕祭りと合同開催され、祭り当日には多くの参拝客や地元の子供たちで賑わいを見せます。
社殿は昭和9年に建築されましたが平成10年、東京都の防災再開発事業に伴い、富士塚にあった社殿が現在の境内に移動となり富士山の邦楽(西南)に向けて建てられています。社殿は東京大空襲の際にも、その難を逃れ、七十数年を経て現在に至っています。鉄骨の神社が増えている中で、希少な木造建築の社殿です。
亀戸浅間神社夏詣御朱印授与場所
社務所、初穂料:300円
オリジナル御朱印帳なし
鳥居をくぐり境内右手に社務所があります。御朱印は社務所でいただくことが出来ます。
【神社情報】
■亀戸浅間神社(かめいどせんげんじんじゃ)
創建年:大永7年(1527年)
御祭神:木花咲耶比売命
御神徳:開運、縁結び、安産、子育て
旧社格:無格社
例大祭:7月1日
参拝日:平成28年7月2日
*社殿*
亀戸浅間神社御由緒
その昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東夷ご征討の折、相模から上総へ船で向うとき「こんな小さな海なら、駆けて跳び上がってでも渡れる」と大言壮語し、海を渡りました。ところが海の中程までくると突然暴風が起こり、日本武尊の船は漂って渡ることが出来なくなってしまいました。その時、日本武尊に従っていた弟橘媛(オトタチバナヒメ)という媛が「これは、日本武尊のお言葉に怒った海神の仕業だ」と言い、日本武尊の身代わりに自らの身を海に投じました。すると暴風はたちどころに止み、船は無事、岸に着くことができました。後に、弟橘姫の笄(こうがい)と櫛(くし)が奥湾に漂着しました。
そのうち、笄がこの辺り高貝(こうがい)洲(す)と呼ばれていた現在の亀戸9丁目(旧神社跡)付近に漂着したと言われています。(左の写真は、現在の笄塚です。)
これをお聞きになった十二代景行天皇は大層愁いて、ここに笄を埋め、祠を立てて祀りました。当時の諸将が苦難の折に、この祠に参り祈願すると何事も必ず聞き届けられたとも伝えられています。大永七年、後奈良天王・室町時代(1527年)富士信仰の尤も盛んな時代に、里人たちは甘露寺元長に勧請し、霊峰富士山の御守護神・木花咲耶比売を戴き、この笄塚の上に浅間社として創立し、ご遷座を成したとされています。
現在の社殿は、昭和二十年の東京大空襲にもその難を免れ、七十数年を経て現在に至っております。近年鉄骨の神社の多い中で、稀少な木造建築ともなっています。
亀戸浅間神社HPより
亀戸浅間神社鎮座地
所在地 :東京都江東区亀戸9-15-7
アクセス:JR総武線亀戸駅下車 徒歩20分、東武亀戸線亀戸水神駅下車 徒歩15分、都営地下鉄新宿線東大島駅下車 徒歩8分
駐車場 :なし(近隣のコインパーキング)
拝観料 :無料
拝観時間:境内自由
公式HP:http://www.sengen.or.jp/
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