御朱印帳を用意しよう
御朱印収集には専用の御朱印帳を用意しましょう。
御朱印は墨書し、朱印を押すため、普通の紙だと裏写りしてしまいます。そのため、御朱印できる紙も限られてきます。神社やお寺などもノートには御朱印をしないところがほとんどです。
御朱印帳は納経帳・御宝印帳・集印帳ともよばれ、神社やお寺、神具店などで1000円~2000円程度で手に入れることができます。大きさもさまざまで、文庫本より少し大きいサイズからA5サイズくらいまでが一般的です。蛇腹式のものと紐閉じ式の2種類があります。御朱印めぐりには蛇腹式のものを持っていくのが一般的で、紐閉じ式は霊場めぐりなどで使われることが多いです。蛇腹式のものだと裏表40社程度の御朱印を押すことができます。
御朱印のもらい方
御朱印をもらう前に大切なことは、まずしっかりと参拝することです。御朱印は神社やお寺に参拝した証として授与されるものですので、御朱印だけもらうのは本末転倒といえるでしょう。
御朱印は神職や住職がいる社務所、寺務所、授与所等でもらうことができます。まずは、御朱印を頂戴できるかお聞きし、頂戴できるようであれば御朱印を押すページを開いて御朱印帳をお渡ししてください。神社、お寺によって異なりますが、初穂料として300円~500円程度を納めます。神社では初穂料はいただかない代わりに、いくらかお賽銭として納めていただければ結構ですというところもあります。万が一、御朱印帳を忘れてしまった場合、書置きのものをいただけたり、別紙に御朱印を頼める場合もあります。
御朱印は神職や住職の方が一つ一つ手書きで書きます。そのため書いていただくのに数分かかります。また参拝者が多い場合は10分以上待つこともあります(善光寺の御開帳では2時間待ちが当たり前でした)。
御朱印は一つ一つ手書きのため、一つ一つが異なり、同じものは二度ともらえないと思ってもいいでしょう。そのため御朱印を頂戴したら、しっかりと御朱印を見て、書かれている内容や朱印を読んでみると良いでしょう。一つ一つが趣があり、歴史を感じることでしょう。
御朱印帳が埋まったら、神棚に上げるなどして大切に保管するようにしましょう。
*太田神社 御朱印(東京都大田区)*