<摂社 諏訪神社 御朱印>
山梨県富士吉田市に鎮座する北口本宮冨士浅間神社 摂社 諏訪神社の御朱印です。現在は北口本宮冨士浅間神社の摂社となっていますが、諏訪神社が先に鎮座しており、そこに浅間神社を勧請したと伝わっています。北口本宮浅間神社の主祭神は木花開耶姫命であるが、元々は諏訪神社の主祭神であったと考えられています。
日本三奇祭のひとつである「吉田の火祭り」は北口本宮冨士浅間神社と摂社 諏訪神社の両社による例大祭で、毎年8月26日の「鎮火祭」と、翌8月27日の「すすき祭り」の2日間にわたって行われます。「鎮火祭」の名の示すとおり、富士山の噴火を鎮める祭であり、御祭神が猛火の中でご安産なされた故事に基づくとされています。古くからは「日本三奇祭」、昨今は「日本10大火祭り」の一つに数えられ、山梨県の無形民俗文化財に、そして山梨県では3件目の国の重要無形文化財に指定されています。
御朱印がいただける場所
北口本宮冨士浅間神社社務所、初穂料:300円
オリジナル御朱印帳なし
【神社情報】
■摂社 諏訪神社(せっしゃ すわじんじゃ)
創建年:不詳
御祭神:建御名方神、八坂刀売神
例大祭:8月26日、27日
参拝日:平成28年2月20日
*社殿*
御由緒
勧請年代は不詳ですが古くから当社一帯の森を「諏訪の森」と呼ぶことや『甲斐國志』巻之七十一神社部十七上〔諏訪明神〕の記述からも相当の古社であることが伺えます。元々当地域の氏神であったが明治維新の際に北口本宮の摂社となりました。例祭である「鎮火祭」は日本三奇祭のひとつに数えられる「吉田の火祭り」のことで、勇壮な神輿の渡御や高さ三メートルにもおよぶ大松明八十本余の焚き上げ等、例年大勢の参詣者で賑わいます。
諏訪神社と火祭り
現在は、北口本宮冨士浅間神社(以下、浅間神社)と諏訪神社、両社の祭で、浅間神社の大祭・特殊祭儀とされていますが、もとは諏訪神社の例祭であったと言われています。
伝承によると“諏訪の神様が(神話にも描かれているように)追われて逃げていた際のある夜、当地住民が手に松明を持ってお迎えしたのを、追手は援軍と見間違えて退却したので、諏訪の神様は当地にしばらく滞在なさった、それでこの地を「諏訪の森」と呼び、地主神として諏訪神社を祀った”とされています。
その故事を忘れないよう、住民が手に持った松明を大松明として焚き上げ、諏訪の神様を称えたのが火祭りの起こりとされていますが、諏訪神社の起源と共に詳細は不明です。
摂社 諏訪神社はこちらにあります
所在地 :山梨県富士吉田市上吉田5558
アクセス:富士急行大月線富士山駅下車 バスで約10分
駐車場 :あり(無料 約100台)
拝観料 :無料
拝観時間:境内自由
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神社画像