<花園神社 御朱印>
東京都新宿区に鎮座する花園神社の御朱印です。新宿の中心にあり新宿総鎮守として内藤新宿に開かれて以来、街の守り神として祀られています。境内では骨董市やその他催し物など、様々なイベントが定期的に行われ、街の賑わいのひとつにもなっています。
三大酉の市のひとつといわれる花園神社の酉の市は、明治時代に始まったものです。大鳥神社の祭神である日本武尊が東夷征伐の戦勝祈願をし、帰還の時にお礼参りをしたことにちなみ、日本武尊の命日である11月の酉の日に行われるようになりました。商売繁盛の熊手を売る露天商の声があちらこちらで響き渡り、毎年60万人もの人が訪れる師走を迎える街には欠かせない風物詩となっています。
現宮司である片山文彦氏は、学生時代には芸大の音楽の教授に師事をし、演劇の脚本を書いたこともある人物です。そのため、1967年(昭和42年)に、唐十郎氏が率いるアングラ劇団「状況劇場」が紅テント公演をするにあたって、境内を提供したことでも知られています。
御朱印がいただける場所
社務所、初穂料:300円
オリジナル御朱印帳なし
【神社情報】
■花園神社(はなぞのじんじゃ)
創建年:不詳
御祭神:倉稲魂命、日本武尊、受持神
旧社格:郷社
例大祭:5月28日に近い土日
参拝日:平成28年3月3日
*社殿*
御由緒
徳川家康の江戸開府以前から新宿総鎮守として重要な位置を占めており、徳川氏が武蔵国に入った1590年より前に大和吉野山より勧請されたといわれています。元々は現在の位置より250メートルほど南の伊勢丹の位置にありましたが、寛政年間、その地を朝倉筑後守が拝領しその下屋敷の敷地内となって参拝ができなくなってしまいました。氏子がその旨を幕府に訴えて、尾張藩下屋敷の庭の一部である現在地を拝領することになり、そこに遷座しました。そこは徳川御三家筆頭の尾張藩下屋敷の庭の一部で、多くの花が咲き乱れていた美しい花園の跡であることから「花園稲荷神社」と呼ばれるようになったと伝えられています。
明治に入ると村社に列格しましたが、その際「村社稲荷神社」が正式名称となりました。一説には届出の際に「花園」を書き忘れ「稲荷神社」で届出をしてしまったからといわれています。その後「花園稲荷神社」に改称し、1928年(昭和3年)、現新宿4丁目にあった雷電稲荷神社(雷電神社/祭神:受持神)を合祀、郷社に昇格しました。1965年(昭和40年)、現在のコンクリート製の本殿に建て替えられ、その際に末社・大鳥神社(祭神:日本武尊)を本殿に合祀し、正式名称を「花園神社」に改めました。
花園神社はこちらにあります
所在地 :東京都新宿区新宿5-7-13
アクセス:地下鉄新宿三丁目駅より徒歩3分 JR新宿駅東口より徒歩7分
駐車場 :なし
拝観料 :無料
拝観時間:境内自由
公式HP:http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/
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神社画像